【風速20ノットってどれぐらいの強さ?】ノットからメートルへ瞬時に換算する方法

海外旅行に役立つ?雑学

オーストラリアで天気予報を見ていると、いろいろと日本の天気予報とは勝手が違って今一つピンと来ない、なんてことがあります。

例えば、今回の記事にしている風速の表記の仕方です。

今回はこの風速表記についてみていきたいと思います。

日本とオーストラリアの風速表記の違い

日本では風速といえば秒速何メートルの速さかをあらわしています。

テレビやラジオで風速○○メートルとか、台風情報で最大瞬間風速○○メートル、なんていうのを聞いたことがあると思います。

風速10メートルだったら1秒間に10メートル風が移動するスピードになります。

表記すると10 m/s。読み方は10メートル・パー・セカンドです。

(*秒の英語はSecondでセカンドもしくはセコンド、どちらも日本語表記では正しいそうです。)

日本の場合はメートルで風速を表して、速さの単位が秒速です。

それに対してオーストラリアではノット(knot)で風速を表しています。

knotは複数形をとりますので、1 knot以上はknotsと”s”が入って複数形となります。

ノット(knot)とは

1ノットは1時間に1海里進む速さを示す単位になります。

これは1.852 km/hです。

ノット自体が速さの単位になっているので、ノット表記の場合は10 kn/hのような表記の仕方はしません。

もともとノットは船の速度をはかるのに、ロープに結び目を作って海に投げ入れたのが起源となっています。

その結び目(ノッチ)が一定時間内にいくつ過ぎていくかで船の速度を測っていたのです。

最近ではオーストラリアでもメートル法での表記が併記されている場合もありますが、テレビやラジオなどではノットで風速を知らせることがまだまだ多いです。

たとえメートル法での風速が併記されていても、速さの単位が時速表記になっているので、秒速表記に慣れている日本人には直感的にわかりづらかったりします。

現在ではインターネットとスマホの普及により、ネット上ですぐに換算はしてくれます。

しかし毎回毎回いちいち換算するのも面倒くさい。

だいたいのところを瞬時に把握できるようになれば、アウトドアで活動している時などに便利ですし、第一に風の強さを把握することは自身の安全に直結することですので、損はありません。

それでは1ノットとは秒速何メートルなのか?

その前にまずは時速と秒速の関係についてみていきましょう。

時速と秒速の換算

時速100 km/hとは秒速だとどれぐらいになるのか?

時速100 km/hを言い換えると、60分に100 km移動するスピードです。

ということは、100 kmを60分で割ると1分あたりの移動距離がでてきます。

100 ÷ 60 ≒ 1.67

分速約1.67 km/minということになります。これは言い換えると60秒間に1.67 km移動するスピードになります。

ということは、1.67 kmを60秒で割ると1秒あたりの移動距離がでてきます。

1.67 ÷ 60 ≒ 0.0278

秒速約0.0278 km/s。1キロメートル = 1000メートルなので

0.0278 x 1000 = 27.8

時速100 km/h ≒ 秒速27.8 m/sという結果になりました。

上記の計算は順を追っていて、ちょっとまどろっこしいのでもっと簡単にしましょう。

1時間 = 60分 = 3600秒。

1キロメートル = 1000メートル。

上記を踏まえると、

100(km/h) ÷ 3600(秒) x 1000(kmからmへの変換)≒ 27.8(m)

この式でもいいんですが、3600で割ってから1000を掛けるのもめんどくさいので、

100 ÷ 3.6 ≒ 27.8

とするとスッキリしますね。

要するに時速から秒速に変えるには時速を3.6で割ればいいんです。

逆に秒速から時速に変えるには秒速に3.6を掛ければいいんですね。

ノット(knot)からメーター/秒の換算

ここからがようやく本題のノット(knot)からメートルへの換算です。

先述しましたが1ノットとは時速1.852 km/hのことです。

ということは、1ノットの風速というのは時速にすると1.852 km/hです。

先述したように、時速から秒速にするには時速を3.6で割れば求められます。

1.852 ÷ 3.6 ≒ 0.514

風速1ノットは風速約0.5メートル/秒となりました。

風速ノット表記から風速毎秒表記への換算方法は、

(ノット)x 1.852 ÷ 3.6 = (メートル/秒)


こちらの計算式を用いればでてきます。

「いやいやちょっと待て、毎回電卓片手に計算するのか。」、という声も聞こえてきそうですがちょっとお待ちください。

まずは以下の表をご覧になってください。

この表は5ノットから55ノットまでを5ノット毎に時速と秒速に換算したものです。

knot時速 km/h秒速 m/s
59.262.57
1018.525.14
1527.787.72
2037.0410.29
2546.3012.86
3055.5615.43
3564.8218
4074.0820.58
4583.3423.15
5092.625.72
55101.8628.29


どうですか?

表を眺めてみて何かお気づきの点はありますか?

そうなんです。

ノットの約2倍が時速 km/hになり、ノットの約半分が秒速 m/sになるんです。

更にいうなら、

時速 km/hの約1/4倍が秒速 m/sとなり、 秒速 m/sの約4倍が時速 km/hになります。

だいたいわかればいいんです。正確な数字は必要な時に計算すればいいんです。

大事なのはノット表示や時速表示の天気予報を見たり聞いたりしたときに、瞬時にだいたいの数字がわかることです。

また、海外から日本へ観光旅行へ来ている外国人などでノット表示や時速表示に慣れている方たちへ、台風などの風速を教えてあげたりするときには、発表されているメートル数を倍にして何ノットか、4倍にして時速何キロかを教えてあげれば、その風速の凄まじさに目を丸くすることでしょう。

風速20ノットってどれくらいの強さ?

それでは、タイトルの風速20ノットってどれくらいの強さ?の解答です。

すでに上記表中に記載していますが、

風速20ノット = 風速10.29メートル毎秒です。

風速10メートルの風は気象庁では「やや強い風」に分類されています。

海での活動が制限され、ディズニーランドなどのテーマパークではアトラクションが中止になったりすることもある風速です。

結構強い風なんですね。

まとめ

それでは、今まで見てきたことをまとめてみましょう。

・時速(km/h)から秒速(m/s)への換算
(時速)÷ 3.6 = (秒速)
*(時速)の約1/4倍が(秒速)

・秒速(m/s)から時速(km/h)への換算
(秒速) x 3.6 =(時速)
*(秒速)の約4倍が(時速)

ノット(knot)から秒速(m/s)への換算
(ノット)x 1.852 ÷ 3.6 = (秒速)

*(ノット)の約1/2倍が(秒速)

ノット(knot)から時速(km/h)への換算
(ノット)x 1.852 = (時速)
*(ノット)の約2倍が(時速)

最後に

ノットからメートル毎秒への換算方法、いかがでしたか?

オーストラリア本土やタスマニアの魅力は大自然です。

オーストラリア本土やタスマニアへ観光することは、その大自然を相手にすることになります。

山でのハイキング。

海や川でのフィッシング。

カヌーやカヤックに乗ることもあるでしょう。

ボートへ乗って動物や地形を見てまわることもあります。

ゴルフを楽しむかもしれません。

大自然の中で遊ぶには自然の驚異をいつも感じていなければいけません。

しっかりと天気予報を確認して、危なそうなときには撤退する勇気をもって、楽しく安全に観光をしてください。

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