タスマニアの北部の街ローンセストンから車で北へ50分弱、ビューティーポイントという街にはカモノハシハウス(Platypus House)という水族館があります。
ここでは原始的な哺乳類として知られる珍獣?のカモノハシとハリモグラに出会うことができます。
カモノハシとハリモグラは単孔類(目)と呼ばれる種類の哺乳類です。
カモノハシハウスへのドライブ
カモノハシハウス(Platypus House)があるビューティーポイント(Beauty Point)へはテーマー川(Tamar River)を挟んで川沿いを走るA7号線(West Tamar Highway)とA8号線(East Tamar Highway)のどちらを使っても行けます。A7号線使用で約50km、A8号線使用で約55 kmとなります。
A7号線沿いにはワイナリーが点在していてブドウ畑を左右に見ながら、のどかなドライブを楽しむことができます。カモノハシハウスへの往きか帰りにワイナリーでテイスティングなんてことも可能です。
A8号線使用の場合はテーマー川で唯一の橋であるバットマン橋(Batman Bridge)を渡ることになります。バットマン橋の東側はB72号線(Batman Highway)からそれて、橋の下まで車で行けるようになっています。ここで車を停めて歩いて橋を渡ってみたり、川岸に降りてみることもできます。
A7号線を使用してカモノハシハウスへ行き、帰りはA8号線を使用、もしくはその逆パターンでぐるっとテーマー川両岸を巡るドライブは北部タスマニアの自然などを満喫するのにもってこいです。
カモノハシハウスのあるビューティーポイントエリア
カモノハシハウスがあるビューティーポイントは目の前に広々とテーマー川河口が広がる小さな港町です。、週末にはヨットやボートが行き交い、埠頭からは家族連れなどの釣り人たちが糸をたらして大物がかかるのを待っています。
この埠頭の上にカモノハシハウスがあるのですが、隣にはタツノオトシゴワールド(Seahorse World)といタツノオトシゴの養殖場があり中を見学することができます。
ビューティーポイントへ入る少し前にビーコンズフィールド(Beaconsfield)という街を通過しますが、ここは19世紀後半にゴールドラッシュにわいた街です。現在は金鉱は閉鎖されてしまい小さな街となっていますが、かつては通りにパブが何件も軒を連なる景気の良い街でした。ここにはビーコンズフィールド鉱山遺産センター(Beaconsfield Mine & Heritage Centre)があり、鉱山についての説明や展示物などがあります。
カモノハシハウスとタツノオトシゴワールド、ビーコンズフィールド鉱山遺産センターの3つのアトラクションを楽しめる”Tamar Triple Pass”という割引チケットが各アトラクションとビジターセンターで購入できます。3つ共に訪れるのであればこのチケットを購入した方が断然お得です。
カモノハシハウスのガイドツアー
カモノハシハウスでは1時間に一回行われるガイドツアーに参加することで館内を見学することができます。自分たちで勝手に見学はできません。
専属ガイドさんの説明 (モチロン英語です) を聞きながらカモノハシとハリモグラを観察していきましょう。
写真撮影はフラッシュをたかなければ大丈夫です。
ちなみにお隣のタツノオトシゴワールドもガイドツアーでの見学になっています。
カモノハシハウスのカモノハシとハリモグラの動画
それでは最後にカモノハシとハリモグラのユーモラスな動きを動画でご覧ください。