タスマニアトレッキングコースの穴場・マウントアーサーの歩き方

ブッシュウォーキング(トレッキング)
ブッシュウォーキング(トレッキング)

タスマニア北部の街ローンセストンの東側には3つの山があります。北側からMount Arthur(マウントアーサー、1,188メートル)、Mount Barrow(マウントバロウ、1,406メートル)、Ben Lomond(ベン・ローモンド、1,572メートル)

この中でマウントバロウとベン・ローモンドは頂上まで道路が通っていて、車で直接頂上まで登っていくことができます。しかし3つの山の中で一番低いマウントアーサーは自力で登っていかなければ頂上へ行けません。コースの距離は往復で約9キロメートルだいたい4時間半から5時間半前後の行程になります。クレイドルマウンテンのようなメジャーなトレッキングコースではないので行かれる方は十分に注意をしてください。また飲料水や食料、帽子、雨具、防寒具、トレッキングシューズなどの基本的な装備は必携です。

登山口まで移動

ローンセストンを出発してA8号線からB81号線を使ってLilydaleの街を目指します。Lilydaleの街に入る少し手前に”Mountain Road”の小さな標識があるので、見逃さないようにしてMountain Roadへと右折します。この道は山を登っていく細い道でしばらく走ると未舗装路になります。

Mountain Roadを約4キロメートル弱ぐらい進んだところで車がUターンできるぐらいの開けたところにでるので、そのあたりに車を停めます。そこより先にはゲートがあって民家になりますので入らないように気を付けて下さい。

画像左:この2台の車の先は民家への道になります。
画像右: このゲートの先は民家です。立ち入らないように気を付けて下さ

画像左:この看板?が登山道入り口。わかりづらいですが “WALKING TRACK→” と書かれています。
画像右:年末頃は、登山口の辺りはChristmas Bush(クリスマスブッシュ)の花が満開です。

しばらくは森の中の登山道

登山口から登りはじめたら、しばらくはユーカリやシダ類、中低木の森の中を進んで行きます。

画像左:Soft Tree FernとかMan Fern(ソフトツリーファーン、マンファーン)と呼ばれる大きなシダが生える森
画像右:こちらのシダはWater Fern(ウォーターファーン)。

倒れたユーカリの巨木が行く手を阻むことも。迂回したり乗り越えたりして進んで行きます。トラック上はプラスティックテープや小石を積んだケルンがルートを指し示しているだけです。案内板などはほとんどありません。

ルートからはずれたかな?と思ったらマーカーのあるところまで引き返して正しいルートをさがしましょう。三角マーカー、テープ、ケルンなどが必ずあります。やみくもに歩くと悪い結果にしかなりません。

画像左右:強い風が吹いた後などは大きなユーカリの木などが新たに倒れていることがあります。

画像左: 目印として枝にプラスティックテープが結ばれていることもあります。
画像右:
小石を積んだケルンがルート脇にあることも。大切な目印です。絶対に崩したりしないでください。

30分から1時間ほど登るとユーカリの木を切っただけのイス?が置いてある休憩場所に到着します。

冷温帯雨林の森

休憩場所を過ぎたあたりから森の植生にも変化があらわれてきます。このあたりから冷温帯雨林の植物が目を楽しませてくれます。

画像左: 冷温帯雨林の代表的な木、Myrtle Beech (南極ブナ)。
画像右:
その葉や実が胡椒の代用になるMountain Pepper (山胡椒の木)。

道は険しいけれど景色は良好

ガレ場を横切り岩を乗り越えしながら森を抜けると眺望が開け、タスマニア北東部の景色が広がっていきます。

眺望が開けたあたりから山地特有の植物群があらわれます。年末辺りはちょうどワイルドフラワーが満開の時期です。この辺りまで登ってくれば山頂はもうすぐ。

山頂部

ワイルドフラワーを楽しみながら登り続けると、ガゼボ(西洋風あずまや)のような建物があらわれます。そこまで登り切ったら山頂部です。山頂部は開けた湿原で木道が続いています。

山頂

山頂部から山頂へは木道から外れて湿原の中を歩いて行きます。山頂には円筒形状に石を積んだ大きめのケルンがあります。山頂のケルンで記念撮影をしたら来た時と同じルートで下っていきます。

画像左:木道の上に三角マーカーで分かれ道の印があります。
画像中:山頂への道は木道がありません。下がぬかるんでいる箇所があるので足元に気を付けて歩いてください。

画像左: アルパイン・サンデュ(モウセンゴケ Alpine Sundew)

画像左:折角なので記念撮影。
画像中:ケルンには標高が記されています。
画像右:山頂からの眺め

最後に

上の地図はマウントアーサートレッキングルートです。ちょっとマイナーなトレッキングを楽しみたいという方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

わくわくタスマニアではタスマニアのメジャーなところからちょっとマイナーなところまでご希望に合わせてツアーをアレンジできます。まずはお気軽にお問い合わせください。

わくわくタスマニア