【クレイドルマウンテンへ行ったら必ず寄りたい】新しくなったビジターセンター

タスマニアの観光情報
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2020年1月から暫定的営業を続けていたクレイドルマウンテン新ビジターセンターがCOVID‑19による一時的な休業を挟んで2020年6月に正式にオープンしました。この記事では新しくなったビジターセンターを紹介しています。

ビジターセンターの変遷

旧ビジターセンター

上の写真は私が知っている一番古いビジターセンターだった建物です。この建物は国立公園へ入ってすぐのところにあり、現在はレンジャーステーションとインタープリテーションセンターになっています。この建物内からは一番短いレインフォレストウォークであるPencil Pine Falls and Rainforest walk(ペンシルパインとレインフォレストウォーク)を歩くことができます。室内にはクレイドルバレーの立体模型や動物の剥製、ビデオ上映などもされていて、更には暖炉が設置されているので寒い日には暖炉のそばでしばし休憩、なんてこともできるので是非立ち寄ってみることをおすすめします。

上記のビジターセンターが手狭になり且つ駐車場が小さかったので移転することになります。移転先は元々は小型飛行機の滑走路だったところです。このビジターセンターは新しいビジターセンターがオープンしたと同時に役目を終え取り壊されています。

新ビジターセンター

2020年6月に正式オープンしたビジターセンターは数百万ドル規模の予算でモダンな建物へと変貌しました。

タスマニア環境公園大臣はオープニングセレモニーで、このビジターセンターは単なる”チケット売り場”ではなくクレードルマウンテンとその先に広がる大自然への”玄関口”だと語っています。

施設にはギフトショップ、カフェ、ツアー会社のブース、3つの屋根付きシェルター、2つのアメニティブロック、応急処置室、オーバーランドトラックを歩き始める人々のために準備や重要なブリーフィング開くことができるスペースがあります。

更に230台を超える駐車スペース、シャトルバスのターンサークル、電気自動車の充電ステーション、24時間対応のセルフサービスガソリンスタンドも含まれます

パークパス購入の際の注意点

タスマニアにある国立公園へ入園する際には入園料を支払ってパークパス(Park Pass)を購入する必要があります。パークパスの種類や購入方法については下記の記事を参照してください。

クレイドルマウンテンへ日帰りで行こうとする場合、購入するパークパスは24時間有効なデイリーパスになります。

パークパスの購入方法はいくつかあってオンラインでも購入できるのですが、クレイドルマウンテン国立公園だけはクレイドルマウンテン国立公園ビジターセンターのみでこのデイリーパスが販売されています。

つまりクレイドルマウンテン国立公園へデイリーパスで入園するためには必ずこのビジターセンターを訪れてパスを購入する必要があるということです。

国立公園内へはシャトルバスで入園

パスを購入するときにシャトルバスのチケットも一緒にもらえます

ビジターセンターの建物のすぐ横にシャトルバス乗り場があります。基本的に自動車などでの入園はできません。シャトルバスに乗るか歩いて登っていくかのどちらかになります。

天気の良い日にはシャトルバス乗り場からはクレイドルマウンテンの雄姿も望めます。